2001年宇宙の旅

【おすすめ映画レビュー★洋画】
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【あらすじ】
フロイド博士(ウィリアム・シルベスター)は旅客用宇宙飛行機オリオン号に乗って、月に向かって飛び立った。

月の基地では謎の物体をめぐる議論に花がさき、博士は物体をこの目で確かめるため、数人の科学者とともに、問題の場所へ向かったのだった・・・。




【解説】
アーサー・C・クラークの原作を基に、スタンリー・キューブリックが映像化したSF映画の金字塔。

人類の夜明けから月面そして木星への旅を通し、謎の黒石板“モノリス”と知的生命体の接触を、クラシックをBGMに色褪せることのない壮観かつ哲学的な映像で描いていく。

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【おすすめ度】★★★★★★
100作品目の「おすすめ映画レビュー」になります。

SF映画でありながら芸術的、哲学的であり、賛否両論、多くの映画ファンに語り継がれているの名作。

「2001年宇宙の旅」は奇才スタンリー・キューブリックによる究極のサイエンス・フィクションです。

映像と音楽

はじめてこの映画を観た人は、これが40年以上前の作品とは思えないのではないでしょうか?

ブルーレイ画質でも映える映像美は必見、近年の作品にも全く劣るところがありません。
それどころかCG慣れした現在、逆に鮮明な印象さえ受けました。
未だにどうやって撮影したのか分からない無重力シーンもあり、当時キューブリックの撮影技術の高さ、作品に対する職人的なこだわりを感じとることができます。

そして映像だけでなく、音楽に対してもキューブリックは革新的な爪痕を残しました。

あまりに有名な「ツァラトゥストラはかく語りき」をはじめ、本作は全編にわたって名高いクラシック楽曲が使われています。

※「ツァラトゥストラはかく語りき」は本編中、タイトル、人類の夜明け、エンディングの計3回使われています。音楽を聞けば、「あぁこれか!」と分かるくらい有名な曲です。

当時SFと言えばB級映画の代名詞となっており、使われる音楽もチープな電子音ばかりだったそうです。
そんな中で、格調高いクラシック音楽とSF映画との融合は、鮮烈な印象を残しました。

クラシックは以降、SF映画音楽の主流になりましたが、この作品ほどマッチングした映画は未だに無いと私は思います。

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物語

人類と英知の誕生、そして地球外生命体との関わり…。ストーリーは難解で、はじめて観た時は「退屈な映画だな…」と思いました。
しかし映像、音楽の素晴らしさに何度か繰り返し観るうちに、そのストーリーを漠然と「感じる」ようになりました。

観る、考える、ではなく、「感じる」物語。

その物語に順序だった正解はなく、明確にレビューすることはできません。
しかし確実に何かしらの物語を感じとることができます。


いろいろ書きましたが、要するにこの作品は「感性の映画」だという事が、私が最終的にだした結論です。

人によって感じ方が違う…だからこそ今現在も多くの映画ファンに語り継がれているのでしょうね。












posted by K at 00:36 | おすすめ映画 【更新順】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする