
【あらすじ】
高校2年生の紺野真琴は、自転車事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を持ってしまう。
その能力のことを叔母の芳山和子に相談すると、それは“タイムリープ”といい、記憶の確かな過去に飛べる能力だという。
半信半疑の真琴だが、日常の些細(ささい)な不満やストレス解消などのため、むやみやたらに能力を乱用しだし……。
【解説】
筒井康隆の名作「時をかける少女」を、映画、TVドラマ、リメイクを経て、新たな構想で製作した劇場用アニメーション。
監督は『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』の細田守。
声の出演は約200名超のオーディションで選ばれたヒロイン・紺野真琴役の仲里依紗をはじめ、『蝉しぐれ』の石田卓也が声優に挑戦するなどフレッシュな面々が集結した。
恋に臆病な17歳の少女がタイムリープ(=時間跳躍)をする設定はそのままに、新たに用意された結末など見どころが満載。

【おすすめ度】★★★★
アニメだし・・・と思って敬遠されている方は騙されたと思って観た方がいいと思います。
リメイクだし・・・と思って敬遠されている方もぜひ!
本作品は、現代版のオリジナルストーリーです。
タイムリープ
主人公の女子高生真琴が、あるきっかけをもとに身につけてしまった能力。
時間の跳躍・・・いわゆるタイムスリップですね。
真琴はやたらめったらタイムリープをしまくりますが、その内容がかわいい!
プリンの為だったり、カラオケの為だったり・・・。
子供っぽさあふれる真琴のキャラクターにとっても好感がもてます。
タイムリープの仕方も、全力疾走でジャンプ!・・・青春ですね!
今を大切に生きる・・メッセージ
全体的には青春映画ですが、だんだんとシリアスに、そして切ない展開に・・。
そのあたりは原作に近い部分かもしれないですね。

主人公たちの声は、声優のプロを使わずに、オーデションで選ばれた人や、等身大の俳優さん達が演じています。
そのせいか、アニメなんですがすごくリアリティがあって引き込まれました。
主題歌もすごくいい歌で、どんどん感情を盛り上げてくれると思います。
青春いっぱいの爽やかなストーリーですが、油断してると泣かされます!
むしろ大人の方が十分に楽しめる作品だと思いました。