【あらすじ】
小太りの眼鏡っ子、オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)の夢は美少女コンテストで優勝すること。
地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャード(グレッグ・キニア)や母のシェリル(トニ・コレット)、自殺を図ったゲイの伯父フランク(スティーヴ・カレル)らと車で決勝大会の会場を目指す。
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【解説】
サンダンスを始め、多くの国際映画祭で、スタンディング・オベーションの絶賛を受けたロードムービー。
美少女コンテストのクィーンを夢見る少女とその個性的な家族が、黄色いワゴン車に乗ってコンテスト会場を目指す姿を描く。
主人公の家族を演じるのは、『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレル、『イン・ハー・シューズ』のトニ・コレットら。
機能不全に陥った一家族が、旅を通して再生していくハートウォーミングな展開が見どころ。第19回東京国際映画祭で最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞など最多3部門を受賞した。
【おすすめ度】★★★
それぞれ個性が強すぎてトラブルの絶えない「ダメ家族」が、ひょんなことから“絆”を取り戻していくロードムービーです。
遠くカリフォルニアへの旅に出たフーバー一家の6人が、おかしな珍道中を繰り広げます。
いっぱいいっぱいのダメ家族
ワーキングマザーとして一家を支えるママの苦労をよそに、独自の成功論を振りかざし、見込み薄の出版に懸けるパパ。ヘロイン中毒で老人ホームを追い出されたおじいちゃんに、自殺未遂をおこしたゲイの伯父。そしてニーチェにかぶれて、沈黙の誓いを実行している空軍パイロット志望の兄。
協調性まったくゼロのフーバー一家が、家族のアイドル的存在なメガネっ娘のために、だんだんと絆を深めていく・・・。
観ていて正直心配になるような家族だけに、やたら応援したくなりました。パパ頑張れっ!
リトル・ミス・サンシャイン
映画のタイトルでもある、ちびっこ向けの美少女コンテスト。
こんな一家が参加するコンテストは、当然ハチャメチャな大混乱でした。
でも一致団結し、開き直った負け犬一家の大暴れっぷりは何やら迫力がありジーンとくるものがありました。
彼らは、たとえ世間に認められなくても家族に一番大切なものを、リトル・ミス・サンシャインで獲得できたと思います。
派手さもなく、よくあるテーマの映画だけど・・ユーモアと皮肉を織り交ぜながら、あくまでも温かな語り口で進む脚本と、俳優たちの巧みさに、なんだか引き込まれる作品でした。
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