
【あらすじ】
1945年8月、第二次世界大戦末期。
歴史に語られることのない、最後の海戦が幕を開ける。
「鋼鉄の魔女」と呼ばれる全長110メートルの潜水艦。
生きることをあきらめない70名の乗員たち。
決戦兵器【ローレライ・システム】と、その謎を知る一人の少女。
彼らの任務とは、第三の原爆を阻止し、日本を滅亡から救うことだった。
【おすすめ度】 ★★
福井晴敏原作『終戦のローレライ』の映画化。
正直、原作のあのボリュームを2時間ちょいでまとめるのは難しいだろうな・・と、期待しないで観たのですが、思ったより上手くまとまっていて楽しめました。
原作ではメインキャラクターの1人である「フリッツ少尉」を思い切って登場させないことで、全体をシンプルにまとめあげた感じです。
気負いしないで観ればそれなりに楽しめますが、原作ほどのスケールはありませんのであしからず。
CGもちょっと安っぽい感がありますしね。
それにしてもピエール瀧は本当に軍服が似合います。
それと堤真一がドスの効いた良い演技でした。
以外のキャスティングはエンタメ色が強くて微妙ですね。